星空とキャンドルの音楽会
-THE SHOW CONCERT SHIBUYA-
開催日: 2026年4月4日(土)
場所: 渋谷 伝承ホール(東京都)
担当領域: 空間演出


『“聴く”から、“包まれる”音楽体験へ』
本公演では、「聞いて楽しむコンサート」ではなく、空間そのものを全身で体験できる“体験型クラシックコンサート”をテーマに空間演出を担当しました。
渋谷という都市の中心にありながら、会場へ一歩足を踏み入れた瞬間に、まるで別世界へ迷い込んだような感覚をつくること。
満天の星空を思わせる光、数千個以上のキャンドル、幻想的に漂うスモーク、そして弦楽四重奏と歌による生演奏。
視覚と聴覚の両方から感情へ働きかけることで、「音楽を聴く」だけではない、“空間に包み込まれる体験”を目指しました。
『客席まで広がるイマーシブな空間設計』
本公演では、ステージだけを演出エリアと捉えるのではなく、客席を含めた会場全体を一つの舞台として設計しました。
キャンドルや光を客席周囲にも配置することで、観客自身が“演出空間の中に存在する”没入感を生み出しています。
『星空を思わせる光の演出』
レーザーや照明、スモークを組み合わせることで、天井や空間全体に星空のような広がりを構築。
静かな楽曲では柔らかく漂うような光を、壮大な楽曲では宇宙的なスケール感を感じさせる演出へと変化させ、音楽と同期する“空間の呼吸”を意識しました。
『数千個のキャンドルによる温度感の演出』
会場全体に配置された数千個以上のキャンドルライトは、幻想的な美しさだけでなく、「安心感」や「静けさ」といった感情的な温度感を空間に与えています。
都市の喧騒を忘れ、心をゆるめられるような空気づくりを目指しました。
『演奏者と観客の距離を縮める体験設計』
演奏者が客席近くまで移動しながら演奏を行うことで、クラシックコンサートにありがちな“鑑賞する距離感”を超え、音楽を身体で感じられるライブ体験へと再構築しました。
音楽には、人の感情や記憶を動かす力があります。
そして、その力は「どんな空間で体験するか」によって、さらに大きく変わると私たちは考えています。
星空とキャンドルの音楽会では、光・音・空気・距離感、そのすべてを一体として設計することで、観客が“音楽の中に入り込む”ような体験を目指しました。
渋谷というにぎやかな街の中で、ほんの70分だけ、日常を忘れ、静かに感情を解放できる場所をつくること。
この公演で過ごした時間が、誰かにとって心に残る「やさしい夜の記憶」になっていたなら、これ以上嬉しいことはありません。



⚫︎関連リンク
https://www.instagram.com/theshowtable?igsh=dW1kMXMwaWxxNGh2